魔法使いになりたい(3)
「はい、ここが君の部屋。前の彼氏が使ってたとこだからベッドとか諸々テクマクマヤコンで替えといたから。」
「テクマクマヤコン・・・?」
「この二階と一階は自由に使っていいからね。でも地下は僕の部屋があるから入らないで。」
「僕は人と寝たりできないんだ。こう見えて、ね。妄想は凄いけど綺麗な体なんだ。」
「いろんな意味で魔法使い、なんて、、ね。」(ウインク)
「げろげろ~・・」
「彼氏いうた・・・」「魔法使いいうた・・・」
「シショー男なの女なの?どっちにも見える。」
「分からん。」(どうでもいいけども)
素敵なチェアーはpocciさん♡この素材感もデザインも好きすぎて・・・丁寧な仕事をされる方だよぅ(´;ω;`)ウッ…
「さて。」
「まず何から始めればいいわけ?」
「アイツに聞きにいくか。」
(立ち入り禁止の秘密の部屋とか絶対バジリスクいるわケケケ)
・・・トントン
カチャ・・
「なに?」
「来ちゃダメだと言ったはずだよ。」
「用がある時は来るしかないじゃないですか」
「まぁ・・そうね。そうか。」
(納得した・・!そしてバジリスクはいない・・!!)
「シショー、何か教えて。」
「今日から?」
「うん!」
「じゃぁ・・・鍋で秘薬作ってみる?もう夕飯の時間だし・・」
「やりたい!!」(夕飯関係あるか?)
「じゃあ、このレシピ見て作ってみて。上の巨釜で作れるからね。」
「はーい!」
ドタタタタ・・・・
「ふっ、せわしい子。」
クスクス・・・